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【文章例あり】初盆の際の挨拶や七回忌のお供え、香典についても解説

【文章例あり】初盆の際の挨拶や七回忌のお供え、香典についても解説
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初盆や七回忌などの法要のしきたりを、遺族も参列者も知っておく必要があります。初盆の場合は特に案内状や当日の喪主挨拶の文章をどのようにすればわからず悩む方が多いでしょう。

そこで本記事では、初盆の際の挨拶や七回忌の準備、お供え、香典などについて詳しく解説します。仏事のマナーを心得ておきたい方は、ぜひ参考にしてください。

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初盆の様子

初盆とは?

初盆とは?

初盆(はつぼん)とは、故人が亡くなってから四十九日が過ぎて、初めて迎えるお盆のことです。四十九日前にお盆が訪れた場合、初盆は翌年に行うのが一般的です。地域によって呼び方が異なり「新盆(しんぼん、あらぼん)」と呼ぶ地域もあります。

初盆は故人が家に帰ってくる初めての機会なので、通常のお盆よりも盛大に行います。お迎えには初盆のときだけ使用する「白紋天(しろもんてん)」と呼ばれる白提灯をお飾りします。通常のお盆には法要を行わない地域でも、初盆には初盆法要といって僧侶に読経をお願いし、お墓参りをして会食を行うのが一般的です。

初盆の挨拶を作る際のポイント

初盆の挨拶を作る際のポイント

初盆には、親戚や故人と生前親しかった知人・友人などを招いて故人の冥福を祈ります。

参列してもらいたい人には法要を執り行う旨と日時や開催場所など法要の詳細を記した案内状を送ります。参加の有無を返信してもらうために往復はがきを使用するのが一般的です。

食事や香典返しの準備が必要なので、何人参列するか把握する必要があるからです。通常は葬儀に参列してくれた人を中心に案内状を送ります。

初盆の案内状にはいくつかのルールがあります。失礼のないように心得ておきましょう。

  • ・縦書きにする
  • ・「謹啓・謹白」などの頭語や「拝啓・敬具」などの結語を記載する
  • ・季節の挨拶や先方を気遣う文言を記載する
  • ・誰の法要か記載する
  • ・忌み言葉を避ける

初盆の案内状は、遅くとも法要の1ヶ月前までには送るようにしましょう。

初盆の案内状の文例

初盆の案内状の文例をご紹介します。


謹啓 盛夏の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます

このたび 亡父〇〇〇〇の初盆法要を催すこととなりました

お暑い中 ご足労いただき恐縮ですが ご参列賜りますようご案内申し上げます 謹白

日時 令和〇年〇月〇日(〇曜日) 午前〇〇時より

場所 〇〇寺

住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇-〇-〇

電話 〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇

なお 法要後は粗餐の席をご用意いたしております
お手数ではございますが〇月〇日までにご都合のほどご返信くださいますようお願い申し上げます

令和〇年〇月〇日
住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇-〇-〇
電話 〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
氏名 〇〇 〇〇


初盆の当日に喪主挨拶ではどのようなことを話す?

初盆の当日に喪主挨拶ではどのようなことを話す?

初盆法要の前に喪主が挨拶をする場合は、短めにしましょう。

本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。

それではこれより○○(戒名)の初盆の法要を始めさせていただきます。

(お坊さんの方を向いて)それではよろしくお願いします。

法要の後には会食(お斎)の時間があります。会食の前の挨拶で話す内容は次の3つが中心です。

  • ・感謝の気持ち
  • ・故人が亡くなってからの時間の経過や生前のエピソード
  • ・今後について

まずは忙しい中、初盆法要に足を運んでくれた参列者に感謝の気持ちを述べることが大切です。続いて故人が亡くなってどれくらいの時間が経過したかや、生前のエピソード・思い出を話し、故人を偲びます。

参列者は故人と親交が深い方なので、今後も関わる機会が多いと考えられます。最後に「今後とも変わらないお付き合いをよろしくお願いします」のような一言を添えましょう。あまり長くなりすぎないよう、3分くらいに収めましょう。

会食の際の挨拶例

会食の際に喪主がする挨拶の例を2つご紹介します。短めにまとめているので、間に故人とのエピソードを挟むのもよいでしょう。


本日はご多用中にもかかわらず、亡き〇〇の初盆法要にご参列くださり、心より感謝申し上げます。皆様のお陰で無事法要を執り行うことができました。

早いもので〇〇が亡くなってから半年が過ぎました。

生前親しくしていただいた方々にお集まりいただけて、故人も喜んでいることと思います。どうか今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。

粗宴ではございますが、お膳をご用意いたしました。
お時間の許す限り、ごゆっくりお過ごしいただけますと幸いです。
本日はご参列くださり、誠にありがとうございました。


本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。

おかげさまで初盆の法要も無事終えることができ、亡き〇〇も安心していることと思います。

これからも変わらぬご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

ささやかではございますが、お食事をご用意しております。

お時間の許す限り、どうぞごゆっくりなさってください。

本日はありがとうございました。


七回忌とは?

七回忌とは?

七回忌(しちかいき)とは、お亡くなりになられた年を含めて7年目、つまり、没後6年の時期に執り行われる年忌法要のことです

ただし、実際には遺族やお寺の都合などにより、必ずしも命日の当日に行われるわけではなく、遺族が集まりやすい土日や祝日を選んで行われることが多いです。その場合、年忌法要を後ろ倒しにするのはよくないとされているため、命日より前の日程に調整します。

七回忌に向けて必要な準備

七回忌に向けて必要な準備

七回忌にはさまざまな準備が必要なので、2ヶ月くらい前から準備を始めましょう。準備の手順は以下のとおりです。

  1. 1.参列者を決める
  2. 2.会場・日時を決める
  3. 3.食事を手配する
  4. 4.返礼品を用意する
  5. 5.僧侶へのお布施を用意する

一般的に三回忌までは盛大に行い、七回忌以降は遺族や親族だけで小規模に行われることが多いです。親族でなくても、特別親しかった方にはお声かけする場合もあるので、遺族で話し合って決めましょう。七回忌は近しい人だけで行うため、案内状を送ることはあまりなく、電話やメールなどで連絡して参列できるか確認します。

七回忌の法要は僧侶の読経が中心になります。お付き合いのある僧侶に連絡を取り、日程と場所を決めましょう。遺族の希望や僧侶の都合、自宅以外で執り行う場合は場所の空き具合なども考慮する必要があります。

法要後に食事を行う場合は手配が必要です。自宅やお寺、法要会館で食べる場合は仕出し料理を手配しておきましょう。お店に移動して食事する場合は事前に予約しておいた方が確実です。

参列した親族にはご仏前のお返しとして返礼品を用意しておきます。相場は2,000円〜5,000円程度で、全員に同じものをお渡しします。香典返しと同じようにお茶や海苔、お菓子など「消えもの」を選ぶのが一般的です。

また、当日までにお布施やお車代の準備も必要です。僧侶が会食に参加しない場合は食事代として御膳料も用意します。相場は地域や宗派によって異なりますが、一般的には次のとおりです。

  • ・お布施:3~5万円
  • ・お車代:5,000円~1万円
  • ・御膳料:5,000円~1万円

七回忌に相応しいお供え物とは?

七回忌のお供え物は、一周忌や三回忌と基本的に同じで構いません。お供えに相応しいものは「食品」「線香」「ろうそく」「花」の4種類です。食品は個包装で日持ちするお菓子やお茶などがよいでしょう。線香やろうそくは普段から仏壇にお参りするときに使うため、いくらあっても困ることはありません。

花は遺族の負担を考慮して、フラワーアレンジメントのように花瓶がなくても飾れるものがおすすめです。ノエミの「そのまま飾れるブーケ」はラッピングのまま飾れるので、花瓶を用意する必要がありません。水換えも不要なので、ご家族に負担をかけずに心のこもった花を飾っていただけます。

また、プリザーブドフラワーを選べばきれいな花を長くお供えできます。水換えなどの世話が必要ないため、年配の方や外出が多い方も安心です。倒してしまって水浸しになる心配もありません。

AMOROSAには仏事用に相応しい白や薄い紫色のバラのプリザーブドフラワーがあります。ひと昔前までバラはトゲがあるため、お悔やみに相応しくない花とされていました。しかし、近年はトゲを取ればバラをお供えしても問題ないとされ、祭壇や供花に使われるようになりました。AMOROSAのバラにはトゲがないため、安心してお供えにお使いいただけます。

ショップ名:AMOROSA MODERNO(アモローサモデルノ)

アイテム名:和木のお線香&ディア(S)セット/ホワイト

ディア L (パープル)

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白のバラにも紫のバラにも「尊敬」の花言葉があります。大切な人を偲ぶお花に枯れないバラを選んではいかがでしょうか。

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七回忌や三回忌におすすめの花とは?

七回忌や三回忌のお供えにどのような花を選べばよいかわからない方もいらっしゃるでしょう。おすすめの花をご紹介します。

三回忌におすすめの花

葬儀や四十九日は白い花を供えるのが基本ですが、三回忌は亡くなってからある程度時間が経っているため、白一色で悲しい気持ちを表現するより、明るく華やかな花を取り混ぜるとよいでしょう。

例えば白い菊やユリ、胡蝶蘭をメインにして淡いピンクや紫などの花を選ぶのがおすすめです。故人のイメージに合った花(故人を連想させる花)や故人が好きだった花を選ぶのもよいでしょう。

ショップ名:noemie(ノエミ)

アイテム名:桜のお線香&菊てまりブーケ(M)セット/ピンク

ノエミの「桜のお線香&菊てまりブーケ」は、白と淡いピンクを組み合わせたそのまま飾れる菊てまりブーケとお線香のセットです。優しい色合いなので、ご遺族の気持ちもなごむでしょう。お線香は日常的に使うものなので、いくらあっても困ることはありません。香りが良い桜のお線香などが人気です。

七回忌におすすめの花

七回忌は亡くなってから6年経っているため、白一色よりも明るめの色がよいでしょう。お供えする花は、明るい色の花や季節の花などがおすすめです。

ショップ名:noemie(ノエミ)

アイテム名:3種の日本茶&菊てまりブーケ(M)セット/ピンク

ノエミの「3種の日本茶&菊てまりブーケ」は、白とピンクのブーケに煎茶・玉露・極上ほうじ茶をセットにしたフラワーギフトです。お茶は京都の老舗茶問屋「北川半兵衛商店」のカフェブランド「祇園 北川半兵衛」のお茶で、特に人気の高い3種の日本茶をセレクトしています。いずれも冷煎(水だし)でもお楽しみいただけるので、暑い季節のお供えにもおすすめです。

七回忌に相応しい優しくて明るい色合いのブーケと日本茶のセットをお供えに選んではいかがでしょうか。

四十九日におすすめの花

亡くなってからまだ日が浅い四十九日法要では、白を基調とした花を供えるのが一般的です。亡くなった人は7日ごとに7回、極楽浄土に行けるかどうかの裁きを受けると考えられています。

四十九日は裁きの決定が下りる日なので、故人が無事に極楽に行けるように家族や親戚、知人が集まり、僧侶にお経をあげてもらうのが四十九日法要です。裁きを受ける期間は故人も慎ましくしているため、白い花を供えるのがよいとされています。

このように四十九日に供える花は原則として白ですが、差し色として淡い色の花を使うこともあります。お供えする花は菊・ユリ・胡蝶蘭などが一般的です。遺族はまだ忌中なので、華やかな花や香りが強い花は避けましょう。

そのまま飾れる菊てまりブーケ(M)/白

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アイテム名:そのまま飾れる菊てまりブーケ(M)/白

香典に関するマナーも紹介

香典に関するマナーも紹介

弔事や法要の参列者は香典を持参します。香典は故人の霊に手向けるものなので、マナーや相場を知っておきましょう。

香典とは?

香典とは、亡くなった人の霊前に供える金銭のことで、お線香やお花の代わりに渡すものです。また、突然の不幸によって金銭的にも負担を強いられる遺族を援助するという相互扶助的な意味合いもあります。

香典袋の表書きは宗教や宗派、弔事の内容によって異なります。仏式の場合、通夜や告別式は「御霊前」、四十九日の忌明け法要からは「御仏前」なので、一周忌や三回忌、七回忌なども「御仏前」です。ただし、浄土真宗は故人がすぐに仏様になると考えるため、通夜や告別式の香典も「御仏前」と書きます。

神式は「御神前」「玉串料」「御榊料」「御神饌料」など、キリスト教式はカトリックなら「御ミサ料」「御弥撒料」、プロテスタントなら「御花料」「お花料」となります。

香典を渡すタイミング

通夜や葬儀に参列して香典を渡すときは、受付で記帳を済ませた後に受付係に渡します。四十九日や一周忌などは、受付で挨拶するときに香典を渡しますが、受付がない場合は法要の前に遺族に直接渡しても構いません。

香典を渡すときは目の前で袱紗を開き、香典袋の表書きが相手に見えるように向きを変え、「お供えください」と言葉を添えて渡します。

香典に包む金額の相場

香典に決まった金額はありませんが、相手との関係性や年齢によって包む金額の相場が異なります。相場より少なすぎるのは失礼に当たり、高すぎるのは遺族に気を遣わせてしまいます。通夜・葬儀で包む香典の相場は以下のとおりです。

  • ・親…10万円
  • ・兄弟姉妹…5万円
  • ・その他の親類…1万円
  • ・勤務先関係…5,000円
  • ・友人…5,000円

法事の場合は法要後の会食に出席するか欠席するかによっても金額が異なります。

  • ・親族…法要のみ:1~2万円/会食に出席:2~5万円
  • ・親しい友人…法要のみ:1~3万円/会食に出席:3~5万円
  • ・友人・知人…法要のみ:5,000円~1万円/会食に出席:1~3万円

4(死)や9(苦)、偶数(別れ、割れ)を連想させる金額は避けるべきですが、2,000円や2万円は例外として許容されることがあります。

一周忌法要に参列する際は香典を用意する

一周忌法要に参列する際は香典を用意する

故人が亡くなった日から1年後の祥月命日に一周忌の法要を行います。一周忌法要には、遺族や親族、友人、知人など、故人が生前親しくしていた人々が参列します。命日が平日で都合が悪い場合は日にちをずらすこともできますが、その場合は前倒しするのがならわしです。

一周忌の法要に参列するときは香典を用意します。法要の後に会食が予定されている場合は、通常の相場よりも多めの金額を包みます。

まとめ

本記事では、初盆の挨拶や七回忌に必要な準備、相応しいお供え物など、知っておきたい仏事のマナーについて解説しました。喪主の方は初盆の案内状の作成や、会食前の挨拶などが必要です。どのような文章にすればよいか悩む場合は、本記事の文章例を参考にしてください。

希望の日時に法要を執り行うには、早めの準備が必要です。余裕を持って準備を始めると慌てずにすみ、当日はゆっくり故人を偲べます。また、初盆や三回忌、七回忌などに参列する場合はマナーに注意しましょう。故人を偲ぶ法要なので、香典の準備も必要です。

お供えの花を贈るなら、簡単に飾れて水やりの必要がないノエミの「そのまま飾れる菊てまりブーケ」がおすすめです。花束のまま飾れるので花瓶に生け替える必要はありません。また、ラッピングの中にはお花に必要な栄養と抗菌剤を含んだ保水ゼリーが入っているので、水やりは不要です。

花と一緒に品物を贈りたい方には、お線香とのセットやお茶とのセットがおすすめです。花は白とピンクのバリエーションがあるので、三回忌や七回忌は明るい色合いのピンクを贈ってはいかがでしょうか。ノエミの「そのまま飾れる菊てまりブーケ」をお供えの花にぜひご利用ください。

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