バラの花束をもらった後どうすれば良いか分からない!?保存方法を紹介
誕生日などにバラの花束をプレゼントされることもありますが、1週間も持たずに枯れてしまうこともあるものです。せっかくプレゼントされたきれいなバラは、できるだけ長持ちさせたいですよね。特にプロポーズでバラの花束をもらったときは、記念に取っておきたいと思う女性が大半なのではないでしょうか。
そこで今回は、バラの花束をもらったときの保存方法を解説します。また、加工して保存する方法も解説しますので、バラを残しておきたい人はぜひ最後までご覧ください。
まずはバラの花束を家まで丁寧に持ち帰る
バラの花束をもらったときは、家まで丁寧に持ち帰りましょう。持って帰る途中で花びらに傷がつくと、加工した後も残ってしまいます。きれいに保管するためには、きれいに保つ必要があります。物が当たらないように、慎重に持ち帰ってください。
バラの花束を家で保存する方法
枯れるまで家に飾って楽しみたい人も、一時的に保存してから加工したい人も、まずは家での保存が必要です。バラの保存方法を解説します。
花瓶に生けて保存
バラを持ち帰ったら花瓶に生けて保存しましょう。
花瓶に生けるときは、生ける前にひと手間かけることや、生けた後も毎日お手入れすることで、花が長持ちします。バラを花瓶に生けて保存するときのポイントを解説します。
花瓶を準備する
バラのサイズや本数に合わせた花瓶を準備しましょう。茎の長さに対して花瓶の高さが低すぎると倒れる可能性があります。
反対に花瓶が高すぎるとバラの花が花瓶の中に埋もれてしまいます。バラの本数に対して花瓶の口が狭すぎると花が傷むので、適度にゆとりがある花瓶を選びましょう。
また、花瓶の中に雑菌が残っていると水が汚れてバラが枯れる原因になります。使用する前に食器用洗剤できれいに洗いましょう。
不要なトゲや葉を切る
花瓶に活けたときに水に浸かる部分の葉は、園芸用ハサミで取り除きます。トゲがある場合も切り落としておきましょう。
トゲはケガをする危険性があるので、軍手をしてから作業してください。
水切り
清潔なバケツに水をたっぷりと入れ、茎を水の中に入れた状態で根元から3センチほどのところを斜めに切ります。
もし傷んでいるときは、もう少し上の方から切ってください。水をたっぷり入れるのは、水圧をかけることで水を吸いやすくするためです。
水切りすることによって、植物が水を吸い上げる力を高めることができます。2時間程度そのまま水につけて、たっぷり水を吸わせましょう。
水をたっぷり吸わせたら、花瓶に移します。水の量は5~10センチが目安です。水に浸かっていると茎が傷みやすいため、少なめにしておきましょう。水は毎日取り替え、そのたびに茎を下から1~2センチのところで切るのが長持ちさせるコツです。
注意!花束の寿命は短い
花束の寿命は短く、季節や環境にもよりますが4日程度で枯れてしまいます。せっかくプレゼントされた花束がすぐに枯れてしまうのは悲しいですね。
とくにプロポーズのときにもらったバラの花束は、思い出に残しておきたいと思う人が多いのではないでしょうか。
長く保存したい花は、加工するのが望ましいです。加工する場合は花が萎れてきてからでは遅いため、できるだけ新鮮なうちに加工する必要があります。
バラの花束を加工して保存する方法
バラの花の加工方法には以下のようなものがあります。
- ・ドライフラワー
- ・プリザーブドフラワー
- ・押し花
それぞれの方法を詳しく解説します。
ドライフラワー
ドライフラワーは、植物を乾燥させたものです。保存期間は花の種類にもよりますが、長くて半年〜1年ほど楽しめます。
ドライフラワーの作り方にはいくつか種類がありますが、もっとも簡単なのは吊るして自然乾燥させるだけのハンギング法です。花を麻紐などで一輪ずつ縛り、風通しの良い日陰に吊るしておくと1〜2週間ほどでドライフラワーが作れます。
きれいに作るためには、花が開花したところでなるべく早く乾かすことです。つぼみのままでは乾燥に時間がかかって色が悪くなります。また、咲ききってから花を十分に楽しんだ後も色が悪くなりやすいです。きれいなドライフラワーを作るには短時間で水分を抜くことがポイントなので、扇風機や乾燥機などを活用しましょう。
また、ドライフラワー用のシリカゲルを使うと色合いを残したまま仕上げることができます。容器にドライフラワー用のシリカゲルを敷き詰め、その上に花を置いて上からシリカゲルをかけて密閉します。そのまま数日〜1週間ほど置いておくとドライフラワーが完成します。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、保存された花という意味です。生花を脱水・脱色した後に特殊な染料で色付けし、乾燥させて作ります。ソフトな風合いや、みずみずしさが感じられるため、生花と見間違える人もいるほどです。水やりなどのお手入れはいらず、1〜2年は楽しめます。
バラは花びらに厚みがあるのでプリザーブドフラワーに向いています。プリザーブドフラワーは自分で作ることもできますが、プロポーズの花束など失敗したくないときは、専門業者に依頼するのが確実です。バラ数輪を使った小ぶりのデザインなら1万円くらいから作成してもらえます。
押し花
押し花を作る方法には、本などを重しにして作る方法や、電子レンジを利用する方法、アイロンを使って作る方法があります。押し花に向いているのは、花びらが薄くて水分が抜けやすい花です。バラのように厚みがあり、花びらが多く重なっている花は水分が抜けにくいため、一度バラバラにしてから乾燥させて組み合わせます。
水分が抜けるのに時間がかかると変色する可能性があるため、少しでも早く乾燥させることがきれいに作るコツです。自分でも作れそうですが、きれいに残すなら押し花の加工専門店に依頼するのがおすすめです。
バラの花束全部を加工する?それとも一部?
100本や108本など豪華なバラの花束をもらったとき、全てを加工するには量が多すぎて大変です。何本かを選んで加工した方がよいでしょう。また、バラは本数による意味合いもあります。何本残すか決めるときは意味も考えて決めてはいかがでしょうか。
- ・1本「一目ぼれ」「あなたしかいない」
- ・2本「この世界は2人だけ」
- ・3本「愛しています」「告白」
- ・4本「死ぬまで気持ちは変わりません」
- ・5本「あなたに出会えて本当に良かった」
- ・6本「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
- ・7本「ひそやかな愛」
- ・8本「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
- ・9本「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」
- ・10本「あなたは完璧」
- ・11本「最愛」「私の宝物」
- ・12本「私と付き合ってください」「私の妻になってください」
- ・21本「あなただけに尽くします」
加工したバラの花束の活用方法
加工したバラの花束は、次のように活用するのがおすすめです。
押し花にして額に入れて飾る
バラを押し花にしたら、額に入れて飾りましょう。押し花は平面なので、場所を取らずに飾れることがメリットです。
専門業者に依頼すれば額に入れて作成してもらえます。立体的な加工をしてくれる業者もあるので、美しく残したいときはプロに依頼するのがおすすめです。
プリザーブドフラワーにして飾る
プリザーブドフラワーに加工すれば、バラのみずみずしい質感を残したまま保存できます。花束の中から好きな本数を使い、ミニサイズの花束をプリザーブドフラワーで作ってもらってはいかがでしょうか。
ウッドフレームやガラスフレームに入れて飾れば、ホコリから守りながらプロポーズの思い出の花束を長期間保存できます。
フラワーボックスにして飾る
プリザーブドフラワーやドライフラワーにしたバラをフラワーボックスにして飾る方法もおすすめです。ボックスごと部屋に飾っておけるので、プロポーズのときの幸せな思い出がいつでもよみがえるでしょう。
レジンで固めてアクセサリーにする
プリザーブドフラワーやドライフラワー、押し花にしたバラをレジンで固めてアクセサリーにする方法もあります。プロポーズでもらった花束の一部をアクセサリーにして身につけるのも素敵ですね。
レジンでハンドメイドする際に必要な道具には、次のようなものがあります。
- ・レジン液
- ・UV/LEDライト
- ・アクセサリー金具
- ・ピンセット
- ・シリコンモールド
- ・レジン用着色剤
- ・手袋・マスク
レジンに必要な道具は手芸用品やホームセンターなどで手に入ります。ストーンで飾りをつければ、より華やかなアクセサリーになるでしょう。
一生の思い出になるプロポーズのバラを使って、自分だけのオリジナルアクセサリーを制作してみてはいかがでしょうか。
バラの花束を加工して長く楽しもう!
記念日やプロポーズにもらったバラの花束は、加工して飾っておきたいですよね。バラの花を加工するときは鮮度が大切なので、十分楽しんでからでは遅すぎることもあります。
バラをそのまま飾って楽しむか、それとも加工して長く楽しむかは早めに決めることが大切です。
バラの花束を記念に残しておきたい人は、プリザーブドフラワーやドライフラワーに加工して、長く楽しんではいかがでしょうか。
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