プリザーブドフラワーの花材おすすめ19選！選び方のコツも紹介

枯れないプリザーブドフラワーは、長く飾って楽しめるのでプレゼントに人気です。花屋やWEBで購入できますが、自分で作ってみたい方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、花材を選ぶコツやおすすめの花材19選をご紹介します。贈る方のことを思い浮かべながら、素敵なプリザーブドフラワーを作りましょう。

プリザーブドフラワーの花材を選ぶコツ

初めてプリザーブドフラワーを作るときは、花材の選び方に迷うかもしれません。花材を選ぶコツを解説します。

どのようなプリザーブドフラワーを作りたいかで選ぶ

まずはどのようなプリザーブドフラワーを作りたいかイメージしてみましょう。カゴや花器に挿したアレンジメントやブーケなどの種類があります。花を1種類にするか複数にするか、複数にする場合は同系色にするか、それともメリハリのある反対色にするかによっても雰囲気が変わります。

花の本数や色による意味で選ぶ

プレゼント用のプリザーブドフラワーを作る場合は、花の本数や色による意味を考えて選ぶことをおすすめします。花には花言葉がありますが、色ごとに異なる花言葉を持つ花もあります。また、花束の本数にも意味があるため、誤解を招かないためにも意味を把握したうえで選びましょう。

贈る相手やシーンに合った花を選ぶ

贈る相手の好みやイメージカラーに合わせて選ぶのもおすすめです。また、どのような状況で贈るかも考慮して選ぶとよいでしょう。たとえばプロポーズにはバラの花が人気です。また、クリスマスプレゼントにするなら赤と緑のクリスマスカラーが喜ばれるでしょう。

プリザーブドフラワーの花材はどこで買える？

プリザーブドフラワーの花材は専門店やネットで購入できます。

花材の専門店

花材の専門店があるので、実物を見たい方は、お店に足を運んで購入するのがおすすめです。しかし、お住まいのエリアによっては、花材を取り扱うお店が見つからない可能性もあります。その場合はネット購入が便利です。

ネット購入

通販サイトやAmazonなどの大手モールサイト、フリマアプリなどネットで探すと見つけやすいでしょう。実物を見ることはできませんが、日本中どこに住んでいても手軽に購入できます。

プリザーブドフラワーにおすすめの花材19選

プリザーブドフラワーにおすすめな花材を19個ご紹介します。種類や色のバリエーション、花言葉やプレゼントにおすすめのシーンをご紹介しますので、花材選びの参考にしてください。

バラ

バラの品種は3万種とも5万種ともいわれています。1867年に「ラ・フランス」という品種が誕生したことを境にして、それ以前を「オールドローズ」、以降を「モダンローズ」と分類しています。

オールドローズの代表的な品種は「カーディナル・ド・リシュリュー」「ラ・レーヌ・ヴィクトリア」などです。また、モダンローズの代表的な品種には「プリンセス・ドゥ・モナコ」「ブルームーン」「グラハム・トーマス」などがあります。

花の形の種類は剣弁咲き、丸弁咲き、カップ咲き、ポンポン咲き、ロゼット咲きなど。色は赤・ピンク・白・黄色・オレンジ・紫などがあります。花言葉は「愛」と「美」です。また、色によって異なる花言葉を持っています。

• ・赤いバラ…「愛情」「情熱」
• ・ピンクのバラ…「気品」「可愛い人」
• ・白いバラ…「純潔」「清らかな愛」
• ・オレンジのバラ…「無邪気」「絆」
• ・青いバラ…「夢かなう」「奇跡」
• ・黄色いバラ…「嫉妬」「揺らぐ愛」

バラはどのようなシーンにも似合いますが、花言葉が「愛」なので、男性から大切な女性へのプレゼントにおすすめです。ただし、黄色のバラはネガティブな意味を持つため、恋人や奥様へのプレゼントには避けておいた方がよいでしょう。

カーネーション

カーネーションは1本の茎に1輪の花が咲くスタンダードタイプと、枝分かれした茎の先に複数の花が咲くスプレータイプがあります。花の形の種類は剣弁咲き、極剣弁咲き、丸弁咲き、一重咲きなどがあります。花びらの縁がギザギザになった剣弁咲きが昔から一般的な形ですが、ギザギザしていない丸弁咲きの品種も最近増えています。

カーネーションの品種は約300種あるといわれ、淡いピンクの「オペラ」、淡いオレンジ色の「ドヌーブ」、淡い緑色でスプレー咲きの「ロイヤルグリーン」などがあります。色は赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・緑・茶色など。花言葉は「純粋な愛」「感動」です。

カーネーションは母の日のプレゼントの定番です。日頃の感謝の気持ちを込めて、母の日にカーネーションのプリザーブドフラワーを贈ってはいかがでしょうか。

ガーベラ

ガーベラはキク科の多年草で、約500種の園芸品種があります。咲き方は、一重咲き・半八重咲き・八重咲き・スパイダー咲き・カール咲き・ポンポン咲きなどがあります。色は赤・ピンク・黄色・オレンジ・白・緑・紫があり、カラフルなことが特徴です。

ガーベラの花言葉は「希望」「前進」などがあるので、送別会や卒業祝いなどで贈るのがおすすめです。また、色によってもそれぞれ花言葉があります。

• ・ピンク…「感謝」「崇高な愛」
• ・赤…「チャレンジ」「常に前向き」
• ・オレンジ…「我慢強さ」「冒険心」
• ・黄色…「究極美」「親しみやすい」
• ・白…「希望」「純潔」

感謝の気持ちを表したいときにはピンク、就職祝いには赤など、贈るシーンに合わせて色を選ぶのもおすすめです。

ダリア

ダリアは1輪でも存在感があるのでアレンジメントのメインの花におすすめです。花の形が牡丹に似ているため、「天竺牡丹（テンジクボタン）」と和名がつけられています。花の大きさや、色、咲き方の種類が豊富で3万品種以上あるといわれ、同じダリアでも品種によってかなり印象が異なります。

花の大きさは、3センチ以下の極小輪から30センチ以上の超巨大輪まで6種類。咲き方は、一重咲き・アネモネ咲き・デコラティブ咲き・ボール咲き・ポンポン咲き・カクタス咲きなどさまざまな種類があります。花色は赤・白・ピンク・黄・オレンジなど豊富なバリエーションです。

ダリアの花言葉には「優雅」「華麗」「気品」「移り気」「裏切り」などがあります。また、色別にも花言葉があるので、プレゼントするときは贈るシーンや相手との関係性に合わせて選びましょう。

• ・白…「感謝」「豊かな愛情」
• ・赤…「華麗」「栄華」
• ・黄色…「優美」「栄華」

ダリアは華やかなので、誕生日のプレゼントからビジネスシーンの贈り物まで、さまざまな場面に向いています。白いダリアには「感謝」の花言葉があるので、母の日や父の日の贈り物にもよいでしょう。

ただし、「裏切り」などネガティブな意味の花言葉もあります。花言葉に詳しい人に贈るときは、真意が伝わるようにメッセージカードを添えておくことをおすすめします。

アジサイ

アジサイは主役にも脇役にも使える便利な花材です。小分けにできるので、隙間を埋める使い方にも向いています。アジサイの種類は大きく分けると「ホンアジサイ」「ガクアジサイ」「西洋アジサイ」の3種類があり、現在は2000種以上の品種があるといわれています。色は赤・青・紫があり、土壌のpH値によって花の色が決まります。

アジサイの花言葉は「移り気」「冷淡」「家族」「団欒」などです。あまり良くない意味を含むため、以前は贈り物に避けられることもありました。しかし、小さな花がひしめきあって咲く姿に由来した「家族」「団欒」などの花言葉が知られるようになり、最近は母の日のプレゼントにも人気です。

ジニア

ジニアは百日草の和名で知られています。もっともメジャーなのがジニア・エレガンスという種類で、他にはジニア・リネアリス、ジニア・ハーゲアナなど、南北アメリカに15種ほど存在するといわれています。

咲き方は一重咲きや八重咲き、絞り咲きなどがあり、赤・ピンク・黄・白・緑などのカラーバリエーションがあります。花言葉は「不在の友を思う」「注意を怠るな」「別れた友への想い」など。遠く離れてなかなか会えない友達へのプレゼントにおすすめです。

トルコキキョウ

トルコキキョウはリンドウ科の植物で、さまざまな種類があります。咲き姿は星の形に見える一重咲き、ボリュームがある八重咲きの他に、花びらがフリルのようになったフリンジ咲きも人気です。色はピンク・白・紫・黄色などで、単色だけでなく複色の品種もあります。

花言葉には「優美」「すがすがしい美しさ」「希望」などがあり、色別にもそれぞれ花言葉があります。

• ・ピンク…「優美」
• ・白…「永遠の愛」
• ・紫…「希望」
• ・青…「あなたを想う」
• ・黄色…「毅然とした態度」

ポジティブな花言葉ばかりなので、プレゼントにおすすめです。白いトルコキキョウはウェディングブーケにもよいでしょう。

ラナンキュラス

ラナンキュラスは、花びらが幾重にも重なっていることが特徴です。咲き方には八重咲きが一般的ですが、カメリア咲き、フリンジ咲き、ピオニー咲き、カール咲きなどさまざまな種類があります。

品種は艶があるラックスシリーズ、花びらが波打つように重なるポンポンシリーズ、アンティークな花色が多いモロッコシリーズ、大輪のピオニー咲きで花びらの縁がひらひらしていらラナンキュラス・シャルロット、白系で中心が緑のラナンキュラス・ビアンコフェスティバルなど、品種改良により500種以上もあるといわれています。

色は赤・白・ピンク・黄色・オレンジ・緑・紫などバリエーション豊富です。花言葉は「とても魅力的」「華やかな魅力」などがあり、春に出回ることから「合格」の花言葉もつけられているため、入学祝いに贈るのもよいでしょう。

色別には次のような花言葉があります。

• ・白…「純潔」
• ・ピンク…「飾らない美しさ」
• ・緑色…「お祝い」
• ・紫…「幸福」

プレゼントに適した花言葉が多いので、誕生日や記念日のお祝いにおすすめです。

アスター

アスターの咲き方は一重咲きや二重咲き、八重咲き、ポンポン咲きなどさまざまな種類があります。花の色は赤・ピンク・白・黄・紫など。代表的な品種には「セレピンク」「あずみ」「シャギーディープローズ」「ステラトップブルー」などがあります。

花言葉は「変化」や「同感」「追憶」「思い出」などで、色別にも花言葉がつけられています。

• ・赤…「変化を好む」
• ・白…「私を信じてください」
• ・青…「信頼」「信じているけど少し心配」
• ・紫…「私の愛はあなたの愛より深い」「恋の勝利」
• ・ピンク…「甘い夢」

「好き、嫌い」の花占いに使う花は、もともとアスターだったといわれています。そのためアスターには恋愛や信じる心に関する花言葉が多くつけられています。プレゼントする相手との関係性に合わせて色を選ぶのがよいでしょう。

カサブランカ

大輪の花を咲かせるカサブランカは冠婚葬祭でも人気の花です。カサブランカとは、スペイン語の「casa（家）」と「blanca（白い）」を合わせた白い家という意味で、基本的には色は白ですが、黄色やオレンジ色の品種もあります。

花言葉は「高貴」「純粋」「祝福」「壮大な美しさ」「威厳」などです。色別にも花言葉がつけられているので、贈るシーンや相手との関係性に合わせて選びましょう。

• ・白…「純粋」「無垢」
• ・ピンク…「富と繁栄」
• ・オレンジ…「愉快」
• ・黄色…「陽気」「裏切り」
• ・赤…「虚栄心」「優しさ」

白のカサブランカは結婚祝いにおすすめです。大輪で華やかなので、開業祝いなどにも向いています。

カラー

棒状の部分（花）を筒状の仏炎苞（ぶつえんほう）が包み込む独特の構造がスタイリッシュなカラー。花が大きめで白やピンクが中心の「湿地性」、小ぶりでカラフルな色が揃う「畑地性」の2種類があります。

人気の品種には、ウエディングブーケに使われる「ウエディングマーチ」、緑と白のグラデーション「グリーンゴッデス」、ピンクの「ガーネットグロー」などがあります。

カラーの色のバリエーションは赤・ピンク・オレンジ・黄・白・紫・緑・茶・黒などです。花言葉は「乙女のしとやかさ」「素晴らしい美」「清純」「凛とした美しさ」などがあり、色別には次のような花言葉があります。

• ・白…「清浄」「清純」
• ・ピンク…「情熱」
• ・黄色…「壮大な美」
• ・紫…「夢見る美しさ」

白のカラーは結婚祝いにおすすめです。上品なので、ビジネスシーンの贈り物にも向いています。

菊

菊には和菊と洋菊があります。和菊には美濃菊や江戸菊などの種類があり、大菊・中菊・小菊とサイズがあります。洋菊は小ぶりのものが多く、ピンポンマムという丸いフォルムの菊が人気です。

菊の花の色には白 ・ 黄 ・ オレンジ ・ ピンク ・ 青 ・ 紫などのバリエーションがあります。花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」などで、皇室の紋に定められていることが由来とのことです。色別にも花言葉が付けられています。

• ・白色…「真実」
• ・ピンク…「甘い夢」
• ・黄色…「破れた恋」
• ・赤…「あなたを愛しています」

菊をプレゼントするシーンですが、白や黄色の菊は仏事を連想させるため、あまり人に贈らない方がよいとされています。縁起が悪いと受け止める人もいるため、とくにお祝い事には贈らない方が無難です。ただし、ピンポンマムのような洋菊であれば、問題ないとされています。

ジャスミン

ジャスミンの種類は世界中に400種類以上もあります。主な種類は白色のハゴロモジャスミンやホワイトプリンセス、ソケイ、アラビアンジャスミン（マツリカ）など。花の色は白・黄色・ピンクです。

花言葉は「愛想の良い」「愛らしさ」で、白が「温順」「柔和」、黄色が「優美」「優雅」、ピンクが「官能的」と色別にも花言葉がつけられています。花言葉と同様に見た目も可愛らしいため、女性への誕生日プレゼントなどにすると喜ばれるでしょう。

デンドロビウム

デンドロビウムは蘭科の植物で、原種が1,000種以上あるといわれており、品種は系統に分かれています。主な品種はノビル系、キンギアナム系、デンファレ系、カリスタ系など。一般的にデンドロビウムといえばノビル系を指します。

花の色は赤・ピンク・オレンジ・白・青・紫・黄・緑・茶などです。花言葉は「わがままな美人」「天性の華をもつ」とされています。華やかなので、開店祝いや新築祝いなどにおすすめです。

ひまわり

夏の代表的な花、ひまわりは一重咲きと八重咲きがあります。「ゴッホのひまわり」「サンリッチオレンジ」「グッドスマイル」など、さまざまな品種があります。

ひまわりは黄色が一般的ですが、黄色以外にはオレンジ、赤、白などのバリエーションも。花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」で、色別にも花言葉があります。

• ・白…「程よき恋愛」
• ・オレンジ…「未来をみつめて」
• ・紫…「悲哀」
• ・大輪…「偽りの愛」「偽の金持ち」
• ・小輪…「高貴」「愛慕」

ひまわりは、見ているだけで明るい気分になるので、年齢や性別に関係なく夏のプレゼントにおすすめです。色や大きさによってはネガティブな意味を持つため、メッセージカードをつけて贈るのがよいでしょう。

ブルースター

小ぶりですが、鮮やかな水色が存在感を発揮するブルースター。5枚の青い花びらが星のように見えることが名前の由来です。ブルースターにはピンクや白もあり、それぞれ「ローズスター（ピンクスター）」「ホワイトスター」と呼ばれています。

ブルースターの花言葉は「幸福な愛」「信じ合う心」です。結婚式では何か青いもの（サムシングブルー）を身に付けると幸せな花嫁になるといわれているため、花嫁のブーケに使われることも多いです。また、欧米では男の子の誕生のお祝いにブルースターを贈られているとのことなので、出産祝いに贈るのも素敵でしょう。

ソニア

サンダーソニアは、オレンジ色の釣鐘型の花です。花色はオレンジ色が一般的ですが、黄色もあります。別名はチャイニーズランタン、クリスマスランタン、クリスマスベルなど。花言葉は「清楚」「可憐」「遊び心」「祈り」「愛嬌」「共感」などです。

サンダーソニアには食欲を増進する効果があるといわれているので、元気になって欲しい方へのプレゼントにおすすめです。

チューベローズ

チューベローズには一重咲きと八重咲きがあり、色は白とピンクが中心ですが、黄色もあります。夜になると香りが強くなるため、和名は「月下香」といいます。花言葉は「危険な楽しみ」「危険な関係」「冒険」などです。

ハワイではチューベローズを紐でつないでレイにするので、フラダンスが好きな方へのプレゼントにおすすめです。不倫を暗示させる花言葉があるため、夫婦間や恋人へのプレゼントには避けた方がよいでしょう。

シンビジウム

シンビジウムは洋蘭の中でも人気があり、1本の茎にたくさんの花を咲かせます。大型種・中型種・小型種があり、「シンビジウム メロディーフェア マリリンモンロー」「シンビジウム エンザンスプリング インザムード」「シンビジウム ホワイトレディ ほの香」など、3,000種以上の品種があります。

花の色は白・ピンク・オレンジ・黄色・緑・茶などです。花言葉は「飾らない心」「素朴」「華やかな恋」「高貴な美人」などがあり、白は「深窓の麗人」、ピンクは「上品な女性」、黄色は「飾らない心」「誠実な愛」といった色別の花言葉もあります。

冬の花なので、クリスマスプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。華やかなので、さまざまなお祝い事のギフトにもおすすめです。

花材を選んで最高のプリザーブドフラワーを贈ろう

プリザーブドフラワーを自分で作ってプレゼントするときは、色や花言葉も考えながら花材を選ぶと、気持ちが伝わる贈り物になるでしょう。花言葉が素敵な花のプリザーブドフラワーをプレゼントされたら、受け取る側の喜びも増すはずです。

贈るシーンや贈る方との関係性にふさわしい花材を選び、最高のプリザーブドフラワーを贈りましょう。

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